2週間にまたがってあった東京でのサマーコース、睡眠不足の中、早朝の飛行機に乗って大移動するという体力的負担がありましたが、無事終了しました~
先週の日記でもお話しましたが、大きな収穫アリの有意義な週末×2でした。
まず1つ目は、もちろんサマーコース。
申し込んだ時点では知らなかったのですが、先週一緒に勉強会をした通訳学校の友達に話したところ、担当講師は第一線でバリバリの有名通訳者ということが判明しました。
確かに、先週授業を受けたときも、ただモノならぬ雰囲気を醸し出してた・・・。
ということで、かなり偉大な先生による第2回目の授業も素晴らしかった!
今回は宿題になっていた前回の授業でカバーできなかった英日逐次にまず取り組む。
私は東京にはるばる行って参加しているという意味で気合が入ったのか、宿題の部分をかなり繰り返しやっていたので、自分が当たったパートは、わかりやすい訳出だと褒められた。
素直にすごくうれしかったけれど、まぁ、1週間も与えられていたのだから、当たり前かぁとも思った。
残りの時間では、また英日教材をやった。
前回よりもテクニカルな内容だったが、スピーカーが同じアメリカ人でも前回に比べてスピードが遅かったので、メモとりにしても、ロジックにしても、まだ付いていけていた気がする。
あと、テクニカルタームやこれまで出会ったことのない(けれど、通訳現場では頻繁に出てくるという)単語も仕入れることが出来て大満足!
最後に先生から総評としてひとりずつにコメントがあった。
私に対するコメントは、
・日本語の運用力が高い。
・カンがよいので、新しい情報もすぐ取り入れられる。
・これからの課題は、基本はできているので、訳出の精度を上げることと、分野ごとの知識を増やすこと。
という内容だった。
たった2回の授業だったので私のボロが出きらなかったのがよかったのかもしれないけど、このコメントは本当に心からうれしかったし、これからの励みになると思いました!
しかも、通訳の最前線がどんなものかを知っている先生にもらったコメントだったので、余計にうれしく思いました。
でも、このコメントに甘んじることなく、課題である知識の蓄積と訳出の精度向上には是非とも取り組もうと思います。
通訳学校を卒業してしまったので、こういう形で客観的に自分の能力を評価してもらう場に定期的に参加することが必要だと痛感しました。
いい評価がもらえると、普段ひとりでトレーニングをしているときには感じにくい自分の進歩を感じられ、とても励みになります。
逆に悪い評価だったとしても、それは今後のトレーニングに反映し、克服していくことによって、弱点強化につながり、次のステップに行くためのチャンスなのです。
他人の評価って怖い部分もあるけど、やっぱり必要。
それが得られた今回のサマーコースは、悩んだ挙句やっぱり行ってよかった!
味をしめてしまったので、また機会があれば行ってみたいな。
今回の東京遠征の2つ目の目玉は、エージェント登録。
前回は日帰りだったけれど、今回は大学時代の友人宅に泊めてもらい、月曜朝一で以前から東京のエージェントに登録するならまずここに行きたい!と思っていた憧れのエージェントにお邪魔することにしました。
いつもエージェント登録や仕事の前夜はなかなか寝付けないことが多いのですが、さすがに早朝からの長ーい一日の疲れがあって、パタンと眠りにつけました。
そして当日朝。
学生時代に経験していた大阪以上にすさまじい通勤列車に揺られ、スーツのため汗だくで歩いて到着!
すぐに担当の方が対応して下さり、第一声からすごく歓迎されているというのがわかって、一気に緊張が吹き飛んだ。
社長とその担当の方とまずは経歴などの面接を行ってから、スキルチェックへ。
これがびっくりするほどできなかったのです・・・。
スピーカーのスピードはかなり遅く、単語も平易なものしか使用されていないようなものだったにも関わらず、撃沈。
とりあえず全部落とさず訳出しようと心がけました。
スキルチェックの結果を受けて、社長からアドバイスをいただくことができました!
基本はできているので、今必要なのはOJT。毎日通訳する環境に身を置けば、半年で劇的に通訳力がアップするとのこと。
そのエージェントに登録されている通訳者の方々も、やはり社内通訳から始めて、そこからフリーに転向する人が多いのだそう。
私もやっぱりインハウスの仕事を探した方がいいのかなぁと真剣に思いました。
繁忙期で東京の通訳者が足りない時や、宿泊を伴うお仕事、関西でのお仕事もできる限り紹介すると言って下さって、本当にうれしかった。
関西の市場に関しても、私が知らないような情報を教えて下さってためになりました。
エージェント登録にはたいていフリー経験3年ほどが必要なのに、私みたいな社内通訳経験なし、フリーの経験も少ない私にまず会って下さったのが感動だったし、有益なアドバイスや応援のお言葉まで頂いて、一気にテンションが上がってしまった私でした(笑)
でも、ここまで親身になって私の「成長」まで一緒になって考えてくれたエージェントは初めてだったので、最初にここのエージェントに登録してよかったー!と満足して帰途についたのでした。
たとえ短期的に見てお仕事が頂けなかったとしても、いつか何かのプラスになればそれでいいと思っています。
長期的視点って大切ですね。
そしてそして!
東京遠征での出来事はこれだけにとどまりません!
今回の週末にも、大学時代の友人二人に数か月ぶりに会えました。
一人は大学の授業の一環でインターンをやってたときの仲間。
横浜で2時間以上もひたすら進路や将来みたいなことを話し続けていました。
彼は大学卒業後ずっと資格試験に挑戦していて、なかなか結果がでていないけれど、ひとつの目標に向かって勉強し続けるという同じ立場にあるので、話していても楽しいし、心から応援したくなる。
私が熱くなりすぎて、ちょっとウザイとか思われてしまっているかもしれませんが。笑
彼と話していると、学生時代に戻った気がして、今とは違う(もっと無鉄砲だった)当時の自分を感じることができて、なんか新鮮でした。
彼とはお別れして、少し電車に揺られてもう一人の友人の実家へ。
駅で待ち合わせて友人とその旦那さんと子供と4人でローカルなイタリアンへ行った。
なんか3人で手をつないでいる図(よくあるお父さんとお母さんの間に子供というふうに、V字型になって手をつないで歩いているやつです)を横で見ていると、家族だなぁ、いいなぁと思いました。
私はまだ子供はいないけど、子供ができたらV字型で歩いてやる~!って思いました(笑)。
今回泊めてもらったのはその子の実家。
旦那さんは自宅に戻り、友人と子供と3人で実家へ。
お母さんや弟にまで歓迎されて、家族の温かさに触れました。
友達の実家にお邪魔するなんて何年ぶりだろう。
夫なしで単体で旅をすることも少なくなったし、こうやって友人の実家に泊めてもらうと、独身時代に戻って、さらに学生時代に戻った気がした。
疲労困憊の私は12時前にはベッドについたのですが、子供が興奮してかなかなか寝付いてくれずに、友達はなかなか寝れないのを見て、子供はかわいいと同時にやっぱり母は体力勝負で、育児の大変な部分を垣間見た。
爆睡して起きたら、お母さんがすごく豪華なホテルの朝食みたいなbig mealを用意してくれていて感動しました☆
この朝食もそうだし、夜お風呂上がりに裸足で歩いている私に「スリッパはきなさい」と持ってきてくれたり、私がまどろんでいる部屋に「のど乾くでしょ」と、ミネラルウォーターのペットボトルと氷の入ったグラスを運んできてくれたことなどに対してものすごく「母」を感じ、久し振りに自分が何かをやってもらう状況、世話を焼いてもらう状況になって少し恥ずかしいというかどぎまぎした違和感を感じたけど、同時にものすごく安心している自分にも気がついた。
やっぱり、まだ私は”子ども側”でいたいんだろうか・・・笑。
そんなこんなで、とりとめもなく書き綴ってしまい、とっても長文になってしまいましたが、もうお分かりの通り、今回の東京、大分満喫しました!
いろんな人に支えられて、応援されて通訳を目指すことができているんだという事実も肌で感じられたし、最大の市場、東京も視察できたし、今後の励みになるアドバイスをもらえたし、これを糧にしばらくは息切れせずがんばれそうです。
他の地方都市とは違い、大阪には大手通訳学校がいくつもあるし、わざわざ東京に授業を受けに行く人なんか普通いないよなぁ・・・とどこかで「普通」で自分を縛ってしまい、それを言い訳にして、いつものように行動に移さない展開になりそうでしたが、思い切って行ってみると、こんなにたくさんの収穫があり、元気をもらいました。
「そこまでやらなくても」という意見もあるとは思いますし、自分も決める前にはそう思っていた一人でしたが、「そこまで」やって初めて「普通」じゃ手に入らない経験ができるのだと思いました。
通訳は本当に複雑かつ難しい営みなので、いつまでたっても勉強が必要。
やりすぎても、やりすぎることはないのだと思います。
年々歳と共に重くなりつつある私の腰、これで少しは軽くなったようです。
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