読書

July 21, 2008

休日モード

全くもって、連休を満喫している私。

トレーニングは、日経ウィークリーを読むことと、トレーニングと呼んでいいのかかなり迷いますが、ペーパーバックを読んで好きな表現をメモしたりといったようなことしかやっていません。

連休明けの明日、耳と訳出の反応が悪くなっているだろうなーと頭をよぎるものの、実家ですき焼きをつついたり、バーゲンで夏物スーツを購入したり楽しんでいます。

夏用のスーツを一着も持っていなくて、この前の東京でのエージェント登録の時や、仕事の時には汗をだらだらたらしながら、暑苦しいむさくるしい黒の全面裏地付きpower suitsを着ていました。

やっと一着購入!

早く仕事入らないかなぁ。

これまでお客さんのお抱え社内通訳者以外の通訳の方と現場でご一緒したことがないので常々疑問に思っているのは、皆さん現場へどのような格好をしていっているかということ。

エージェントにスーツを着ていくと、「わざわざスーツまで着ていただいて・・・」と言われるけれど、ほかのキレイめ服で行っても失礼にならないのかとか、新しいクライアントの仕事にジャケットをはおらずに行っても不自然ではないかとか、ドレスコードが未だに全くつかめておりません。

たまにエージェントがスーツ着用を義務付けてくる案件もあるけれど、大概は野放し状態。

先輩通訳者の方々、よろしければドレスコードお教えいただければうれしいですー。

以前ご紹介したKazuo Ishiguroの"Never let me go"読み終わりました。

毎晩寝る前にちびちびと20-30ページ程読んでいたのですが、週末の時間があるときに集中して読むと、いつもと違ってスピードが速くなりますねー。

少しずつ読むと、前の出来事などを忘れていたり、どこで終わったのかを覚えていないときがあって、また前を振り返ったりという作業が生じるので、どうしても遅くなってしまいますし、集中して読むとリズムみたいなものがつかめて、読むスピードが倍速ぐらいになる気がします。

感想ですが、様々な書評でも述べられている通り、この本はタネあかしすると楽しみが半減、いやそれ以上減ってしまう類の作品です。

そのため抽象的なコメントになってしまいますが、Kazuo Ishiguroに似つかわしくないかもしれませんが、この作品はSFライクです。

パート1~3までの3部構成で、主人公の立場、職業、セッティングが最初の時点では全くわからないのが、少しずつ明らかになり、読者の想像も手伝って、パート2が終わる時点までにだいたいがつかめるようになります。そしてパート3で全てが明かされる・・・という仕組みです。

1ページ目に出てくる"carer"という言葉がキーワードです。

主人公は"carer"をしているのですが、普通のcarerとは異なるcarerであり、何の、誰のcarerなのかということを軸に読み進めていくとはっきりするのではないかと思います。

Kazuo Ishiguroは難解な英語で有名ですが、この作品に関してはとても読みやすい平易な単語、構文しか使われておらず、それでいてBritishの洗練された英語で、会話文などに出てくる単語、文章の作り方はすぐに英語学習者のわたしたちにも取り入れられるものだと思います。

洋書は300ページ以上の作品が多く、途中で投げ出してしまうという方も多いのではないかと思います。

私も以前はそうでした。

そういう方のためのアドバイスは、とにかく辞書を引かずに読み進めること、100ページまではおもしろくなくてもひたすら読み続けることです。

全く辞書を引かなければわからない!という場合や、大事な単語、これは知っておきたいという単語はもちろん辞書を引いてOKですが、辞書を引くとどうしても読むスピードが落ちてしまうので、引く回数は最低限にすることがコツだと思います。

あとは、100ページまで読んでどうしてもストーリーに入りきれない、意味がちんぷんかんぷんだという場合は、その作品のレベルやストーリがあっていないということなので、そんな苦痛な作業は途中でやめればいいと思います。

でも、いつかまたその本を楽しく読める英語レベルに到達したり、心境の変化、ライフステージの変化によってそのストーリーに面白みを感じることができるときがくると思うので、その時のために、本の存在自体を忘れてしまわないよう本棚の目立つところに置いておけばいいのです。

私の経験からいうと、どうしても入っていけない作品というのはあるものの、がんばって100ページまで読めば、その作品に愛着が沸いて面白くなってくることが多いです。

私の場合、洋書は英語学習というより、単なる娯楽の側面が大きいですが、数をこなしていくうちに単語や英語的表現がスーっと入っていくのは確かです。

ただそれを使いこなせる段階まで持っていくには、表現集や単語帳に書き込んで、何度も復習することが欠かせませんが。

皆さんも洋書生活、始めてみませんか?

次はJhumpa Lahiriの"The Namesake"♪

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July 03, 2008

Purple Hibiscus

今日は朝から、締切が明日に迫っている金融翻訳の添削課題に没頭していました。

これから洗濯物を取り込んで、前職の元同僚の送別会に参加するため、電車にゆられて街へ。

その前に、忘れないうちに昨日ご紹介したペーパーバックPurple Hibiscusの感想を書いておきます。

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主人公はカトリックの厳格な父を持つナイジェリアの15歳の少女。兄と母とともに暮らすが、カトリックの教えに背くことをすると、神への冒涜への罰として虐待まがいのことをする父の影に常に怯えている。しかし、父の姉にあたる叔母の元に長期滞在するようになってから変化が訪れる。よく笑い、言いたいことはなんでも口にできる叔母宅では、3人のいとこがのびのびと暮らす。その空気に触れ、自閉気味の少女と兄は他人に心を開くことを覚え、少女は神父への恋心まで芽生えさせる。何度も父によって家に連れ戻されることになるが、ナイジェリアの国の不安定さを示すように、大学に勤務する叔母が反政府的な活動に参加したとして一方的に解雇されてしまい、一家は渡米する決心を固めることになる。叔母たちがいなくなってしまえば、少女や兄はまた厳格な父の恐怖に耐える生活に戻らなければならない。そんな中、叔母の元で精神的に成長した二人は、ある惨事に見舞われることとなる・・・(ぜひ読んでいただきたいので、この本の一番のprimeの部分は割愛しますね。)

私自身、幼少時父親とあまりいい関係が築けなかったため、父親の影で怯える子供の気持ちはよくわかる。この本のストーリーとは、文化や父の虐待の卑劣さにおいて私の状況とは違ったものの、自分と重ねあわせて読み進めていった気がする。この本の目玉は、とても心が純粋でまじめな少女と兄が精神的な成長を遂げて、どんどん強くなっていく部分だと思う。二人は惨事に見舞われそれまで信じてきたものが一気に崩壊したり、叔母一家が渡米することでそばで支えてくれる人をすべて失うという経験をするのだけれど、それでも、最後には、成長した二人は自分で精神的な拠り所を見つけられるようになっているのです。私自身はこの二人のようにはまだ強くなれていないけれど、強いって美しい!この子たちのようにいつかなりたい!と思わされました。単語も平易で、ペーパーバックは難しくてなかなか続かないという方でも、スラスラ読める本です。ぜひ手に取ってみてください!

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そして、さっそくアマゾンで次の本を購入♪

この4作品です!どれから読もうかしら~

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